CONCEPT
GCIとは
空に描かれた山の稜線
山辺の葉音が響くまち
豊かな緑を、カラフルな実りに。
地域の素材を、カジュアルに。
それが、自然を愛するいなべの流儀。
SDGsのモノサシで、その先へ。
GCIの3つの考え方
1 Nature / Outdoor 自然とアウトドア
山の麓に位置するこのまちは、自然の神秘に満ちている。木漏れ日揺れる小径を往くと感じる、野生動物の息遣い。季節の移ろいを、風と香りで感じるいなべのアウトドアは、多くの人を魅了する。あるがままの自然と、作為の跡を残す人が交差する山里は、遊びと学びの宝庫だ。キャンプ、トレッキング、フィッシング、バードウォッチング……。五感を刺激する自由な時間が、そこにはある。清流のせせらぎと、鳥のさえずりを聴きながら過ごす、いなべライフを満喫してほしい。
2 Agriculture / Foods 農と食
「おいしい」から生まれる、まちづくりがある。そして、「おいしい」の裏には、いなべならではのストーリーがある。素材を作る人、仕入れて加工する人、販売する人、食べる人。みんな、いなべのことを想ってつながっている。だから、この地ならではの味わいへと食は深化する。まちづくりは、理屈ではなく感覚だ。いなべの食は、その根源にある農と結び付いたプロセスを実感できるから、愉しい。
笑顔と「おいしい」は連鎖する。そのチェーンに、あなたも入ってほしい。
3 Art / Craft アート・クラフト
つくることは、まちが生きることに等しい。地域の人たちが生命を吹き込んだモノには、工場のラインで生産されたものにはない、そのまちならではのキラメキが詰め込まれている。いなべの造形美は、その豊かな環境にルーツを持つ。豊かないなべの自然が、アーティストやビルダー、クリエイターたちの創作意欲を掻き立てる。そして、山を吹き下ろす風を受けて、心が洗われ、生み出されるものが洗練されていく。もっと、つくろう。もっと伝えよう。買い手が地元の作り手の熱量を感じ取り、鼓舞されるのも、いなべならではといえる。まちは活きている、つくることをやめない限り。