“Inabeな人々”に「にしまちバインミー 中村 紗也香さん」の記事をUPしました!
「靴みたいでかわいいんです。”ツン”としているんじゃなくて”ころん”としていて」
ここはいなべ市北勢町の飲食店「にしまちバインミー」。ベトナムのサンドイッチ「バインミー」を主に扱うベトナム料理の店だ。
バインミー用のパンを前に店主の中村紗也香さんは「パンなのに靴っていうのもおかしいんですけどね」と微笑む。確かに、中村さんが手にすると、子どもがはくような、可愛らしい靴の形に見えてくる。
手づくりのハム、レバーのペースト。「つちっこの会のりちゃん農園」のパクチーやいなべ産を中心とした野菜。パンはにぎわいの森「魔法のぱん」がにしまちバインミーのためだけに作ったもの。地域の食材をふんだんに使い、定番の3種と、日替わりの1種を提供している。
定番「ベトナムハムのバインミー」は大根と人参のピクルスとさっぱりしたベトナムハム、焼き卵をサンド。飽きのこないシンプルな味付けだ。パリッとしたパンとしっとりとした具材の食感の違いも楽しい。
「定番はよく出るので、ベトナムっぽさを残しながら日本人の口に合うよう、試作を繰り返しました」
毎日でも食べたい親しみやすさには、たっぷりのこだわりが隠れている。
しかし、なぜいなべでベトナム料理? それに、なぜバインミー?
中村さんの店づくりまでの足跡をたどりたい。
中村さんは四日市市出身。高校卒業後、大阪府で進学しそのまま就職した。
2013年ごろ「東南アジアをすべて周りたい」と、初めての一人旅でタイを訪れ、その後、マレーシア、ベトナムなどを巡った。
「ベトナムは、あまりオシャレでないイメージだと思いますが、実際はめっちゃオシャレ!歩くだけでも楽しいし、女の人ははまると思いますよ」
▼
“Inabeな人々”「にしまちバインミー 中村紗也香さん」の記事全文はこちらから。ぜひ、ご覧ください。
【Credit】
〈取材撮影ご協力〉
にしまちバインミー
〈撮影・取材〉
いなべ市役所 企画部 政策課
〈取材日〉
令和2年12月18日